中央最低賃金審議会で、今年度の地域別最低額改定の目安について答申がとりまとめられました。
今年度の目安が示した引上げ額の全国加重平均は26円され、目安額どおりに最低賃金が決定しますと、最低賃金が時給で決まるようになった平成14年度以降で最高額となる引上げとなります。
東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・愛知県・大阪府においては、目安の引上げ額が27円とされ、
このとおりに最低賃金が決定しますと、平成30年度の地域別最低賃金額は、次のようになります。
東京都 (現在)958円 → (改定後)985円
千葉県 (現在)868円 → (改定後)895円
埼玉県 (現在)871円 → (改定後)898円
神奈川県(現在)956円 → (改定後)983円
愛知県 (現在)871円 → (改定後)898円
大阪府 (現在)909円 → (改定後)936円
最低賃金額は、今後、各地方最低賃金審議会で調査審議され、最終的には、各都道府県労働局長が決定します。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/